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プロフィール

登録日: 2024年11月21日

記事 (13)

2026年5月9日3
高卒採用を成功させる実務のポイント
近年、高卒採用を強化する企業が増えています。特に製造業、建設業、物流、小売、食品関連などでは、「地元で長く働いてくれる人材を確保したい」という理由から、高卒採用の重要性が高まっています。 ただし、同じ“新卒採用”でも、大卒採用と高卒採用では、採用活動の進め方が大きく異なります。ここでは、初めて高卒採用活動に携わる人事初心者向けに、高卒採用実務のポイントを説明します。 大卒採用では、ナビサイトやスカウト、WEB説明会など、デジタル中心で採用活動を進めることが一般的です。一方、高卒採用では、今でも“人と人との関係性”が非常に重要です。言い換えれば、高卒採用は「事務所でパソコンに向かっているだけでは成果が出にくい採用活動」とも言えます。実際に、高卒採用で安定的に成果を出している企業ほど、経営者や人事担当がよく学校に足を運んでおり、良い関係を築いている印象です。 高卒採用を強化する場合、特に次の4つのポイントを押さえておくことが重要です。 まず一つ目は、高卒採用特有の「ルール」と「慣習」をよく理解することです。 高卒採用には、長年運用されてきた独自のルールや地域慣行があります。例えば地域...

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2026年4月4日2
新入社員の定着と活躍を実現する研修設計のポイントとは
新入社員研修で会社は何を伝えるべきでしょうか。各社ごとに目的や内容は異なりますが、その本質は共通していると考えます。すなわち、新入社員を「できるだけ早く、そして長く活躍する人材へと育てるための初動」です。ここではその中身を、①意識②知識③スキルの三本柱で整理します。 まず最も重要なのは「意識」です。学生気分からの脱却、社会人としての責任感、そして自社で働くうえで求められる価値観や行動規範など、いわゆるマインドセットの転換が含まれます。業種や職種によって求められる意識は異なりますが、自社ならではの「〇〇マン(orウーマン)の××精神」のような核となる考え方は、必ず言語化して伝える必要があります。新入社員にとって最初に触れる価値観は、その後の行動に大きな影響を与えます。 次に「知識」です。就業規則や労働条件、人事制度、コンプライアンスに関することなど、会社として説明義務のある事項、さらに社会人としての基本的なマナーや、出退勤・各種申請といった社内ルールが該当します。ただし、これらは形式的な側面が強く、研修時間の多くを割くべき領域ではありません。重要なのは、知識の習得そのものではなく、...

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2026年3月3日2
みなし残業(固定残業時間制)について
みなし残業(固定残業代制)とは、実際の残業時間にかかわらず、あらかじめ定めた一定時間分の残業代を支払うしくみです。みなし時間より残業が少なくても減額はできませんし、超えた分は必ず追加で支払う必要があります。 近年は、固定残業代を含めた初任給を提示し、見かけ上の金額を高く見せる求人も増えています。しかし、学生さんが制度を十分理解しているとは思えません。さらに、企業側の運用が曖昧であれば、いずれは残業代の未払いなどの労務リスクに直結します。問題は制度そのものではなく、「適切に運用できているか」です。 みなし残業を導入する場合、企業人事の実務上、特に重要なのは以下の四点です。 第一に、基本給と固定残業代の内訳、対象時間数、計算方法を明確に示すこと。総額表示だけでは不十分です。採用段階から透明性を確保することが信頼の出発点になります。 第二に、固定時間数の根拠が説明可能であること。過去の残業実績や職種特性に基づかない設定は説得力を欠きます。「業界相場」は理由になりません。 第三に、従業員が超過分を申請しやすいしくみを整えること。制度上は支給すると定めていても、申請しづらい雰囲気があれば機...

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上田昌平

上田昌平

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